福岡市中央区平尾3-17-13-1F
『UIとユーザビリティ評価の勉強会』は、UIの「使いやすさ」という理想だけではなく「使える」という当然な評価を得るための、ユーザビリティ評価の手法について毎回基礎から学んでいく勉強会です。
UIのグラフィックは誰でも描ける時代になりましたが、どんなに見た目が良かったり 理想とする「使いやすさ」に思い入れがあったとしても、適切なユーザビリティ評価が行われていないUIは、ユーザが困惑して脱落する「使い物にならない」UIになっている可能性が高いです。
思い込みの「使いやすさ」を目指す前に、そもそもユーザにとって「使える」UIになっているか知ることが重要ですが、UIの効果的な評価の手法や主要なルールを理解している人は少なく、思い込み設計の後(ユーザビリティ評価をせずに)すぐ実装しがちです。結局、実装のゴタゴタで計画より時間がかかり、バグチェックのみのテストをこなすだけで精一杯になるパターンを繰り返していませんか?
現場で評価と言えば「テスト」のことで、バグ発見や動作確認のための網羅的なテストをイメージしがちです。その流れで「テストの自動化」など、提供側視点の「最終的な品質チェックの効率化」の方向にあっという間に話が進んで行きがちです。ユーザビリティ評価は内容もタイミングも全く別ものですが、同じかそれ以上に重要なことです。しかし、なぜかいつも軽視されて計画から省かれてしまい... 結局、提供側の思い込みでいっぱいの「使いにくい/使えない」UIが出来上がり、想像以上にユーザレビューで叩きのめされてしまいがちです。
「使いやすいUIにするには?」「何人ユーザテストしたらいいか?」「評価の基準は?」「予算も工数もないのにどう取り入れたらいいのか?」など…
慌ただしくて制約の多い現場にも取り入れられるような効果的なユーザビリティ評価の手法について、この機会に一緒に学んでみませんか?
座学的な内容ですので、勉強会自体に不慣れな方や初めての方も、どうか安心してご参加ください。
ユーザが戸惑わないUIを、根拠ありきでデザインしたい
時間 | タイトル | 紹介文 |
---|---|---|
19:00 - | ごあいさつ | - |
19:05 - | 国際規格「ユーザビリティ」とは? | 「ユーザビリティ」は「使いやすさ」ではない |
19:15 - | 評価の大別とユーザビリティ評価の手法 | 定量/定性的評価、分析/実験的評価、代表的な手法 |
19:25 - | エキスパートレビューについて | 専門家視点、擬似ユーザ視点(探査学習)での評価手法 |
19:45 - | ユーザビリティ評価のタイミング | 評価を開発プロセスの最後にやっていては手遅れ |
20:00 - | 休憩 | - |
20:10 - | やってみよう:設計者本人で出来るテスト | ユーザテスト以前に設計段階でやるべき評価手法 |
20:30 - | ユーザテストとその活用法 | コストやリクルート手順、テスト・タスク設計 |
20:50 - | まとめ, 質疑応答 | 参加者アンケートへの返答など |
会場は、福岡市中央区平尾にあるENOTN Cafe(エノトン カフェ)。
小さな音楽スタジオを併設している、個性的で手作り感溢れるカフェです。
オーガニックなハーブティーなど、素敵なメニューを楽しめます。
小規模な演奏会や勉強会などイベントを開催したい方はご相談くださいとのこと。
ユーザーインターフェイス(UI)のデザインを中心に、UIからの視点でデザインの基礎的な勉強を行っていくコミュニティです。UIと色彩、UXデザイン、UIとユーザビリティ評価 etc... ハッシュタグは #ui_to
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